2016年8月1日月曜日

岡本陸郎美術館 ニュースレター
             
             2016年夏号

2016年4月16日,午前1時25分、深さ12キロ、M7.3の地震が 、熊本県熊本地方に発生し、美術館も震度6の強震に襲われました。
建物は被害が有りませんでしたが、残念ながら動く立体作品4点の内の「動く壁」の厚さ2.5センチの重い大理石スラブが地震により一部落下破壊されました。絵画作品には被害がありませんでした。
美術館は4月以来、休館をしていました。地震からの復旧を余震も収まって来た7月に入ってから行い、8月1日からオープンする事になりました。
「動く壁」は2006年の美術館オープン以来、10年間、展示され動き続けていましたが、スクッと立った1.8メートルの形体が、日本のようなこれからも地震多発の予測される地にはこのままの形体の展示は無理という結論になりました。高さ81センチの白い優雅で頑丈な大きな直方体で包む事によって、「2016年熊本地震のモニュメント」としてこれから動く事なく安全な形で展示されます。
熊本県、大分県の全てが地震からの復旧、復興に努力しています。美術館も微力ながら復興の一環として力を尽くしていきます。8月1日より1ヶ月間、美術館は入館料を無料とします。
美術館ホームページ www.rikurookamotomuseum.com
の「インフォーメーションのページ」に8月の一ヶ月間の無料のお知らせが載っています。また、「映画と星空を見る会」のページには8月6日からの3回の映画上映のお知らせが載っています。
又、この美術館ホームページの最初のページの一番下にあるリンク欄のBlogでも美術館の種々のお知らせ、催し物を読む事が出来ます。また、Facebookを持っている方はこのリンク欄から見る事が出来ます。
大きな大自然の力を実際に身近に感じています。これから復旧、復興に進んで行きたいと思っております。
皆様の安全とご健康をお祈りしています。

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